今までの感謝を伝えたい新郎のための両親への手紙集です




時が経つのは早いもので、この世に生を受けて31年になります。
こんなに頑固で、聞き分けのない私をここまで育ててくれたことに感謝しています。
今まで苦労・心配をかけてきましたが、これからは少しでも恩返しができるようにと思っています。
「生んでくれてありがとう」これが今の素直な気持ちです。

今まで過ごして来た日々を振り返るとたくさんの思い出が蘇って来ます。
家族みんなで色んな場所へ出掛けたこと、小さい頃お父さんと野球をしたこと、お母さんの作ってくれた美味しいお菓子やご飯、・・・、
いつも絶やさぬ愛情を注いでくれたこと、今でもしっかり覚えています。

小さな頃からケガが絶えず、「頭、口元、足の裏、お腹、背中、左手」と
体中が傷だらけで、大人になった今でも心配を掛けています。
私は覚えていませんが、最初のケガはタンスの角に頭をぶつけて数針縫ったことですよね。
「お父さんを蹴飛ばそうとした」と聞いていますが、いったい何故だったのでしょう!?



私の得意だったこと、それは"走ること"。
小学校の徒競走(運動会)はもちろん、中学、高校の部活も陸上部でした。
思い出深いのは、中学最後の大会において、市の大会ながら幅跳びで優勝し、
中学有終の美を飾ることができたことです。
新聞の記事(名前と記録だけでしたが…)を切抜いて一緒に喜んでくれたことを覚えています。

几帳面な性格で、小さい頃は折り紙一つ折るのも時間を掛けしっかり端を合わせていました。
この性格は今でも引き継がれており、ちょっと行き過ぎると頑固に…
その頑固さが二人を困らせた原因の一つでもあったかと思います。



大学時代は、学校にバイトに遊びにと充実した日々を過ごすことができました。
友人とあちこち出掛け、バイト明けにそのまま名古屋(友人の実家)へ行ったり、大阪へ行ったりと無理もしました。
随分、心配を掛けたのではないかと思います。
今思えば、若いからできたのでしょうが、一番楽しかった時期でもあります。

その後、仕事に就き、生涯一緒に過ごしていきたいと思う
"女性:純子"と出会いました。
これからは二人から受けた優しさや思いやり、そして温かさを糧に、純子と共に、お互い助け合いながら
明るい家庭を築いていきたいと思います。

きっと、まだまだ心配も迷惑も掛けてしまうでしょうが、これからの人生を自分の足でしっかりと歩んでいきたいと思います。
今までありがとう。そして、これからもよろしくお願いします。


葉っぱイメージ

前略
おやじ おふくろ

こんな俺だけど結婚することになりました

そういえば 今まで
いろんなことがあったよね


家族のために
毎日一生懸命 働いてきたおやじ

家族を養うことでたくさんの苦労があったと思う

つらい事も顔に出さず○○家の大黒柱としてがんばってきてくれた
本当に感謝しているよ


いつも家族思いの優しいおふくろ
どんなときも俺たち家族を温かく見守り支えてくれた

おふくろの支えなしでは○○家は成り立たなかったね
いつも陰日なたとなり家族を守ってくれて
本当にありがとう


たくさん心配かけました
たくさん苦労かけました

その分これから○○と一緒に親孝行していきたいと思います
そのためにも体だけは大事にしてください

本当にふたりの子供でよかったよ

ありがとう おやじ
ありがとう おふくろ
これからも よろしく

トップページ 家族への手紙 新郎の手紙 新婦の手紙

Copyright(C)2003 Bindery50 All Rights Reserved.

結婚式 両親への手紙